787系電車 の現在(いま)
2010年 09月 25日
「つばめ」の名は新幹線に取られてしまい、今では「リレーつばめ」に名を変えて来年3月までの鹿児島本線でのラストランまで走ります。
朝、夕、土日の多客時間帯は「7+4」の11両編成で運転。
熊本市内までの特急は「有明号」と呼ばれています。
九州新幹線全開通以降は廃止が予想されています。
有明はほとんどの便が豊肥本線に乗り入れており、これがなくなることは熊本市民にとってかなり不便を強いられることとなります。
熊本市の人口分布は「東高西低」で、熊本駅は西の外れに位置し、豊肥本線は熊本市の東部を貫くように走っているからです。
昼間時間帯の大半の有明号は豊肥本線内の「光の森駅」発になっており、連休、年末年始等は始発の光の森駅から自由席が満席になることもあり、来春の廃止のニュースにはちょっと疑問が残ります。
JR西日本・JR九州は既に、九州新幹線の博多~熊本間は15分に1本(1時間に4本)の運行を発表しており、現行特急の20分に1本を上回る運行本数。また、鹿児島本線の線路容量も限界にきており ( 時刻表表示の列車だけでも1時間あたり13本、これにプラスして貨物列車や回送電車が入るので単純な複線鉄道では限界であり) 有明の廃止は確実のようです。
新設の新鳥栖、新大牟田、新玉名駅は市街地からかなり離れており、地元の方にとっては新幹線より現在の「在来特急の方が便利で速い」という意見もかなり多いようです。
半年を切った博多~八代の開通により、大阪から鹿児島中央まで直通となり、また九州内の移動時間もかなり短縮されます。
半年後のダイヤ改正が楽しみですね!
■ PENTAX K200D
● SIGMA 17-70mmF2.8-3.5DC MACRO