T-MAX 鉄路を行く
2013年 02月 04日
佐賀駅のひとつ鳥栖寄りの駅です。
撮影の日は曇り空で、いまひとつスキッとした写真は撮れませんでした。
撮影場所までは愛車のYAMAHA T-MAXで行きました。
T-MAXは排気量が500ccあって、500ccのスクーター20世紀にはありませんでした。
正確には2000年の秋に海外で先行発売され、日本では21世紀に入った2001年8月に発売されました。
スクーターの歴史として、1984年ホンダが250ccの「スペイシー250フリーウエイ」を発売しましたが、この頃は若者は見向きもせず、スクーターは おじさんバイクとして認知されていました。
1995年にヤマハが「マジェスティ250」を発売しメットインの容量が大幅に増え、そのスタイリッシュさからヒットし、1999年にモデルチェンジをすると爆発的にヒットし二輪車最多の販売を記録しました。
ビッグスクーターのネーミングはこの頃はすっかり世間も認知されていました。
ヤマハが2000年にT-MAXを発売すると、ホンダも2001年にシルバーウイング600、スズキも2002年にスカイウエィブ650を発売し、国産各社のメガスクーターが出揃いました。
これらのメガスクーターはいわゆる大型二輪免許が必要です。
高速道路走行もなんなくこなすメガスクーターはギアチェンジを必要としないオートマチック車で、運転に専念できる分安全性が高い二輪車といえます。
それなりに数が売れてくると、クルマ同様「オートマチック限定免許」の声が出てくる事は言うまでもなく、2005年6月にその制度が施行されました。
オートマティックとは言え、その車体はT-MAXは230キログラムを超えスカイウエイブに至っては266キログラムであり、気軽に乗れる代物ではなく 「大人の乗り物」です。
今でこそ高速道路を普通に走っているスクーターなんて20年前には考えられませんでした。
20数年前までは おじさんバイクだったスクーターを海外の高速道路でも巡航できるものを造り上げた、日本の技術力は高いといえます。
家電などの売り上げは韓国に押されていますが、日本はもっと自信をもって良いと思います。
「一眼レフ、メガスクーター、(時間に正確な)鉄道・新幹線をお前らに作れるか!」と言いたいです!!
複線ですが、上り線と下り線が微妙に離れていておもしろいです。
きちんと、並行に造られているか・・・。
■ Nikon D700
● Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED