高規格道路 【有明海沿岸道路】 開通記念
2008年 03月 23日
わたくしも参加したかったのですが、所用で行けませんでした。
道路の方は一部を除いて、「大牟田IC~大川中央IC(大川西ICから改称)間」が自動車専用道路と一般道で29日に開通します。
道路事業については今何かと話題になっていますが、この「有明海沿岸道路」も眉唾ぽっさを否めません。
鉄道が発達していない地方にとって幹線道路の整備はうれしいことですが、優先順位が真に必要なところより議員の先生方の強さの順位ではないかということが、この道路の開通からも明白であります。(J党K先生も3㎞に出場したそうです)
批判的なことを書いてしまいましたが、地元の方にとってはうれしいことでしょう。開通おめでとうございます。
【西日本新聞】http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20080324/20080324_001.shtml
写真は今回開通を見送られた矢部川橋。
基礎構築段階から地盤沈下が発生し対応に追われ、今回の開通に間に合いませんでした。
この辺りは干拓地です。干拓地であればこのような構造物をつくるにあたり基礎は地下50mくらいは必要であると聞いたことがありますが、実際にはどの程度の工事をしているのやら・・・。
今回の開通区間で一番必要と思われたこの部分の開通が先送りになったのは、皮肉なモンです(橋梁が少ない)。
並行する国道、県道は朝夕を除けば交通量は多くはない。
あまりにも頑丈に造りすぎて、重みで沈んでしまったのか!?。
斜張橋は見た目は美しいのですが、支柱1本に掛かる重量の負担があまりにも大きいという難点が・・・。
一級河川とはいえ川幅は極端に広くないので、トラス型やアーチ型でも良かったのでは?。
トラス型、アーチ型であれば橋脚の内側を主として支えればいいですからね~。
【有明海沿岸道路】 http://www.qsr.mlit.go.jp/fukkoku/arien_video/index.html
Nikon D300 18-70mm